2007.01.12 子ども達に教えられること
運動会、ドッチボール大会と体を動かす活動に意欲的に取り組んだ年長さん。寒い朝も元気に外で体を動かしています。最近の子ども達は友達と競い合いながらも相手の全てを認めて、褒めたりはげましたりしながら、とても良い関係を保っています。「〇〇君は走るの上手いから」とか「〇〇!こういうふうに直すと上手くできるぞ」などと声を掛け合っている姿が目立ちます。子ども達は競争が大好きです。競争は必ず順位が発生します。けれども子ども達は自分たちの優劣を一向気にしていません。むしろ「次こそがんばるさ!」とやる気を高めているのです。一番の子も得意満面にはなっていません。逆に他の子たちに一生懸命応援しているのです。道具の片付けでは怠ける子はなく、皆が進んで手伝おうと行動する子ども達。子ども達の姿は全く「損」「得」という計算がありません。私たち大人の普段の何気ない考え方を反省させられるような想いです。「あの人より裕福に」とか「あの人よりも幸せに」という誰もが抱いたことがあるであろう「損得」の考え方を子ども達の姿で反省させられました。人として望ましい生き方をしているのは「子ども達」なのではないでしょうか。つくづく子ども達に関わる仕事ができて幸せだと思います。 |